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あれあれ

(感) 驚いたり, あきれたりした時に発する語。 「~, こんなに汚して」

暖簾

〔「のんれん」の転じた「のうれん」の変化した語。 「のん」は「暖」の唐音。 もと禅家で, 寒さよけにかけた垂れ布をいった〕 (1)商店で, 屋号などを染め抜いて店先に掲げる布。 また, 部屋の入り口や仕切りにたらす短い布をもいう。 (2)店の信用。 店の格式。 「~にかかわる」「~を守る」「~を誇る老舗(シニセ)」 (3)〔法〕 営業活動から生まれる, 得意先関係・仕入れ先関係・営業の秘訣・信用・名声など, 無形の経済的財産。 グッドウィル。 (4)「暖簾名(ナ)」の略。 <i>~に腕(ウデ)押し</i> 手ごたえのないこと, 張り合いのないことのたとえ。 <i>~を下(オ)ろ・す</i> 閉店する。 また, 廃業する。 店をしまう。 <i>~を分・ける</i> 商家で, 長年勤めた奉公人に店を出させて, 同じ屋号を名乗ることを許したり, 顧客の一部を分けたりする。 暖簾分けをする。

暖簾

〔「のん」は唐音〕 「のれん(暖簾)」に同じ。 「柿ぞめの~かけて女の一人暮せり/浮世草子・一代男 3」

荒れ

(1)あれること。 特に天候などがあれること。 あらし。 多く, 他の語と複合して用いられる。 「~模様」「この~にまあ, 何処へお出ででございましたね/魔風恋風(天外)」 (2)皮膚のきめがあらくなること。 「肌の~」

我

一人称。 私。 われ。 「枕(マ)かむとは~はすれどさ寝むとは~は思へど/古事記(中)」 〔中古以降は, この語の代わりに「われ」が用いられるようになる〕 <i>~かにもあらず</i> 自他の区別がつかない。 我を忘れて茫然(ボウゼン)とするさま。 「立ち出づるほどの心地~ず, 現ともおぼえで/更級」 <i>~にもあらず</i> 「あれかにもあらず」に同じ。 「ただ急がしに出だしつれば, ~ぬここちすれど/枕草子 184」

吾

一人称。 私。 われ。 「枕(マ)かむとは~はすれどさ寝むとは~は思へど/古事記(中)」 〔中古以降は, この語の代わりに「われ」が用いられるようになる〕 <i>~かにもあらず</i> 自他の区別がつかない。 我を忘れて茫然(ボウゼン)とするさま。 「立ち出づるほどの心地~ず, 現ともおぼえで/更級」 <i>~にもあらず</i> 「あれかにもあらず」に同じ。 「ただ急がしに出だしつれば, ~ぬここちすれど/枕草子 184」

彼

(1)遠称の指示代名詞。 (ア)事物や人を指し示す。 「~はだれだろう」「~が駅へ行く道です」(イ)時や事柄を指し示す。 「~からずっと立ち通しだ」「~は三年前のことだ」「~くらい何でもない」(ウ)場所を指し示す。 「~に見え候, 粟津の松原と申す/平家 9」 (2)三人称。 同等以下の人を親しみをこめて指し示す。 「~には苦労ばかりかけた」「~は達者で暮らしているかな」 (3)〔中世語〕 中称の指示代名詞。 事物や人・場所を指し示す。 それ。 その人。 そこ。 「誰そ, ~きけ/平家 3」

簑

雨具の一。 茅(カヤ)・菅(スゲ)などを編んで作り, 肩に羽織って用いる。

三幅

(1)並幅の布を三枚合わせた幅。 また, その幅の布。 (2)「三幅布団」の略。

三布

(1)並幅の布を三枚合わせた幅。 また, その幅の布。 (2)「三幅布団」の略。

美濃

(1)旧国名の一。 岐阜県の中部・南部に相当。 濃州。 (2)岐阜県中南部の市。 もと城下町。 長良川の谷口集落から発達。 美濃紙の産地。 (3)「美濃紙」の略。

蓑

雨具の一。 茅(カヤ)・菅(スゲ)などを編んで作り, 肩に羽織って用いる。

呑み

(1)(酒を)飲むこと。 「~に行く」 (2)「飲み口」の略。 (3)「呑み行為(コウイ)」の略。

のみ

(副助) 体言, 活用語の連体形, 一部の助詞などに接続する。 古くは, 活用語の連用形, 副詞などにも接続する。 (1)他を排除して, ある事柄だけに限定する意を表す。 (ア)「学歴~がはばをきかす時代は過ぎた」「あの人のおもかげが夢に~見られて, いつまでも忘れられない」「事に触れて, 数知らず苦しき事~まされば, いといたう思ひわびたるを/源氏(桐壺)」(イ)「のみならず(また)」の形で慣用的に用いられる。 「経理があいまいである~ならず, 不正出費もかなりあるようだ」 (2)(文末に終助詞的に用いられて)それ以外に致しようがないというような意を込めて, 強く言い切る。 「なんとかしてこの苦境を逃れようと, ただあせる~」 (3)ある事柄を取り出して強調する意を表す。 「世の中はかく~ならし犬じもの道に伏してや命過ぎなむ/万葉 886」「御胸~つとふたがりてつゆまどろまれず/源氏(桐壺)」 〔(1)語源は「の身」で, 「…それ自身」と強調するのが原義といわれる。 (2)(1)は漢文における文末助辞「耳」の訓読から生じた用法。 (3)現代語では主として書き言葉に用いられ, これに相当する助詞としては, 一般に「だけ」「ばかり」の語が用いられる〕

蚤

隠翅目に属する昆虫の総称。 体長1~3ミリメートルで, 雌は雄よりも大形。 左右に扁平で褐色。 はねをもたず, 一対の単眼のみで複眼をもたない。 後肢は発達してよくはねる。 雌雄ともに吸血性で, 哺乳類や鳥類に寄生するほか, ネズミからペスト・発疹熱を媒介する種類もいる。 世界に約二〇〇〇種が知られる。 ﹝季﹞夏。 <i>~の息も天に上がる</i> 小さな者や取るに足らない者でも, 一途に努力すれば望みはかなえられるということのたとえ。 蟻(アリ)の思いも天に届く。 <i>~の夫婦(フウフ)</i> 〔蚤は雌のほうが雄より大きいのでいう〕 妻が夫より大柄な夫婦。

鑿

木材や石材に穴をあけたり溝を掘ったりするのに用いる工具。 柄を槌(ツチ)で打ったり手で押したりして使う。 <i>~と言えば槌(ツチ)</i> 鑿が必要だと言えば, ともに使うはずの槌まで用意してくれることから, 万事に気が利くことのたとえ。

飲み

(1)(酒を)飲むこと。 「~に行く」 (2)「飲み口」の略。 (3)「呑み行為(コウイ)」の略。

憐愍

「れんびん(憐憫)」に同じ。 「~の情」

安穏

〔「あんおん」の連声〕 落ち着いて気楽なこと。 穏やかなこと。 無事なこと。 また, そのさま。 「~を願う」「~に暮らす」 ﹛派生﹜~さ(名)

暖簾

〔「のう」は「暖」の唐音「のん」の転〕 「のれん(暖簾)」に同じ。 「橘の~掛りて/浮世草子・永代蔵 1」